会長あいさつ

第31回日本消化器癌発生学会総会の開催にあたって

会長 大平 雅一

第31回日本消化器癌発生学会総会
会長 大平 雅一
(大阪市立大学 消化器外科学・乳腺内分泌外科学 教授)

このたび第31回日本消化器癌発生学会総会の会長をつとめさせていただくこととなりました大阪市立大学 消化器外科学・乳腺内分泌外科学 大平雅一でございます。本総会は、2020年11月26日-27日に大阪国際会議場において開催させて頂くこととなっております。我々の教室で本会の開催を務めさせて頂きますのは、平成9年の第8回に先々代教授の曽和融生先生が当番世話人を務められて以来2度目となります。この歴史と伝統のある学会をお世話させて頂くことは、教室にとりましても大変名誉なことであり、このような機会を与えて頂きました島田光生理事長をはじめ、理事、代議員ならびに会員の皆様方には厚く御礼を申し上げます。

さて、消化器癌発生学会は、基礎から臨床にいたるすべての専門領域の先生方が一堂に集い、基礎的研究から新たな診断法や治療に結びつく知見に富んだ研究発表が多くなされ、活発な討論が行われる大変先駆的な役割をもった学会であります。今回も、「癌組織の細胞社会を解き明かす」をメインテーマに、基礎から臨床へと、幅広い研究発表を多数頂く予定としております。現在鋭意プログラムの作成中でありますが、これまで同様大原賞、田原賞の受賞講演、研究奨励賞の発表も行っていただく予定としておりますし、また特別講演や教育講演、理事長講演、会長講演も例年同様にプログラムに組み入れる予定であります。ランチョンセミナーや共催セミナーも出来る限り多く募集させていただけたらと考えております。

研究会が開催されます初冬の大阪は、1年の中でも過ごしやすい時期であります。ぜひご一門、ご同僚、さらにメデイカルスタッフの皆様もお誘い合わせのうえ来阪して頂き、「くいだおれ」の街大阪を十分に満喫して頂けたら幸いに存じます。皆様と大阪でお会いできることを楽しみにしております。

令和元年8月


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