第25回日本消化器癌発生学会総会
第8回国際消化器癌発生会議
会長 前原 喜彦
九州大学大学院 消化器・総合外科(第二外科) 教授

 第25回日本消化器癌発生学会総会・第8回国際消化器癌発生会議 開催にあたって

 このたび、平成26年11月13日、14日の両日にわたり第25回日本消化器癌発生学会総会、第8回国際消化器癌発生会議を福岡の地で開催させて頂きます。福岡での開催は、平成2年に当教室の先代の杉町圭蔵教授が主催して以来、23年ぶりとなります。また、第8回の国際消化器癌発生会議を同時開催いたします。国際消化器癌発生会議は我が国からは第1回の田原榮一教授(当時広島大学医学部病理学第一講座)、第3回を上西紀夫教授(当時東京大学第三外科)が主催されました。

 本総会のテーマは、「真理考究―Inquire into Scientific Integrity」としました。

 本学会の特徴は、消化器癌の発生と進展のメカニズムの解明のため、外科、内科、病理、生化学などの各分野にわたる幅広い横断的な研究活動を行うことにあります。基礎、臨床の研究者が一同に集い、消化器癌の発生に関してレベルの高い議論を行う学会は他に例がなく、本会は、我が国の消化器癌の発癌研究を国際的にも高い水準に引き上げ、発展させることに貢献してきたものと考えております。今回は日本消化器癌発生学会、国際消化器癌発生会議の同時開催であり、国際的にも最新かつハイレベルの議論を可能とする学会を目指しております。

 本総会が、素晴らしい総会となりますよう、全力を尽くして準備させていただく所存でございます。
 
 福岡、博多の地へようこそ。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

平成25年12月吉日